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活動報告

【ご報告】「千歳シェアリングサミット」も大盛況でした!

千歳シェアリングサミット

2018年5月、福岡市を皮切りに九州全県、山口県、岡山県で開催してきた「シェアリングサミット」ですが、2020年1月は、本州を飛び越え、北海道千歳市での開催をサポートいたしました。

「CHITOSE SHARE SUMMIT 2020」は、「北海道の玄関から始めるシェアリングエコノミーの未来」と題し、2020年1月27日(月)、北海道千歳市の千歳アルカディア・プラザ(北海道千歳市柏台南1丁目3−1)で開催されました。

イベントサイト:http://chitosesharesummit2020.mystrikingly.com/

CHITOSE SHARE SUMMIT 2020

月曜日開催にもかかわらず、当日は、地域産業のキーパーソンをはじめ、高校生・大学生も含め、100名上の方が会場に足を運んでくださいました。尚、今回は、イベントの熱いトークをリアルタイムにグラフィックレコーディングする木村あゆみさんにご協力いただき、各セッションを素敵にかつ簡潔にまとめていただきました!

第一セッション 「シェアリングエコノミー × 観光」

登壇者
津田 佳明氏 ANAホールディングス(株)デジタル・デザイン・ラボ チーフ・ディレクター
吉見章太郎氏 千歳市観光企画課 課長
道越 万由子氏 (株)BEYOND 代表取締役
森戸 裕一 九州シェアリングエコノミー推進協会 代表 内閣官房シェアリングエコノミー伝道師

まず当協会の森戸から、シェアリングエコノミーの概念とこれまでのシェアリングサミットの実績と反応をお伝えし、ANAのスーパースター津田佳明さんから、たくさん生まれている新たな取り組み、千歳市役所の吉見課長から、千歳の現状、ふるさと納税を活用した千歳の観光PR動画事業、BEYONDの道越 万由子さんから、インバウンド観光の可能性についてお話いただきました。

今回、イベントでは、全セッションで、Slido(https://www.sli.do/)を取り入れ、会場の皆様からの質問を随時受付ました。このセッションでは、
ANAのサブスクモデルについてもう少し聞きたい!
千歳市で、高額返戻金のふるさと納税をアレンジした事例はあるか?
総合武道館をインバウンド向けの体験型プランに活用できないだろうか
など、質問や意見が続々と投稿され、ファシリテーターの森戸がこれらを紹介しながら、登壇者とのディスカッションを繰り広げました。

第2セッション 「シェアリングエコノミー × モビリティ」

登壇者
西岡 誠氏 九州周遊観光活性化コンソーシアム 代表
大山 真史氏 テルウェル東日本株式会社 営業企画部 ビジネス開発部門長
成田 智哉氏 マドラー(株)代表取締役

このセッションでは、九州周遊観光の西岡 誠さんから、車泊事業の可能性や北海道のポテンシャルについて、テルウェルの大山 真史さんから、自販機などを軸にしたWi-Fiやエネルギーの利活用の現状を、そして今回のシェアリングサミット2020 in 千歳の功労者 成田 智哉さんから、「Mobility Meets Community」をコンセプトとしたライドシェアについてお話いただきました。

「車泊」は、規制の問題はないのか?
場所に付随したサービスはどうやって提供しているの?
車泊・キャンピングカーのレンタルにおけるインバウンド対応の予定は?
など、このセッションでも多くの質問・意見が出ていました。

第3セッション 「シェアリングエコノミー × 働き方」

登壇者
大瀬良 亮氏 (株)KabuK Style Co-CEO/Producer
永岡 里菜氏 (株)おてつたび 代表取締役
廣瀬 岳史氏 No Maps実行委員会 事務局長

このセッションでは、NoMaps事務局長の廣瀬 岳史さんからNoMapsについての紹介の後、①すべてのものが共有財産になったら ②すべてのドアがどこでもドアになったら という2つのお題の提示があり、参加者全員で考える場となりました。KabuK Styleの瀬良 亮さんからは、「世界を旅して働く」HafHの取り組み、永岡 里菜さんからは、お手伝いしながら知らない町を魅力的な町にする「おてつたび」のプラットフォームについてお話を伺いました

子育てとの両立にうまく活用している事例を知りたい 」との会場からの質問に対し、「お子様の教育フェーズによるが、義務教育に入ると難しくなる。その前の段階だと他拠点生活、子育てしながらリモートワークの事例はいくつかある。もっとも、お母さんは一人なのか、皆で育てればよいのではないか、拠点拠点で多くの方にお父さん、お母さんになっていただく、という考え方もできるのではないか」と語った大瀬良さんは「この「家族の価値観」は、シェアエコの先で議論することになるアジェンダの一つだろう」と続けました。

話題が「魅力的な場所」に移ると、「人、場所、居場所の輪にいれてもらえるかどうか、Welcomeとして歓迎されるかどうか、既存の一部になれるかどうか、が大事(永岡さん)」「チャンスの地域格差はなくなりつつあるのに、地域だからこそもっとできること、チャンスがあるのに、つい東京をみてしまう。東京を意識せずに地域と世界、という視点が大事。また、地域にジャイアン的存在(ここでのジャイアンは心が優しくて声が大きい、という意味)がいるかどうか。若者だけでやっていると諸先輩方から圧力がかかる。諸先輩方と若者との間をうまくつないでくれる元気な方、一つにしてくれる方、と、諸先輩の声をアクションしてくれる若者(大学生・高校生)とが共存してこそ魅力的な場所になる(大曾根さん)」と、新しい働き方、生き方のモデル・ヒントをたくさんいただきました。

 「今年はオリンピックイヤーであり、大きなチャンスといわれ続けている。2020年以降、新しい暮らし方を求めて、地方への流れがより加速するだろう。短期間でもよいので他拠点に住みたいと思う人が増えるとよい、そういう人をどうやって地域に巻き込んでいくか、オリンピック後の大移動を楽しみたい」と締めくくりました。

交流会・エクスカーション

イベントの後の交流会も、大変盛り上がりました。今回は、イベントオプションとして、エクスカーションが設けられており、登壇者並びに希望者にて、支笏湖の氷濤まつりに行ってきました!

グラフィックレコーディング

木村さん、素敵なグラレコありがとうございました!

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